みやともぶろぐ

日々成長と停滞の日々...

カテゴリ: アイデアノート

前回の投稿でちょこっと触れた3DCADソフトの話。

3Dデータが書き出せるフリーのCADソフトはいくつかあると思うんだけど、今回はDesignSpark Mechanicalっていうソフトを紹介します。

このソフトは、RSコンポーネンツっていう業界内知る人ぞ知る電子部品の通販サイトが公開してるフリーの3DCADソフトなんです。SpaceClaimっていう3DCADソフトから機能を削ぎ落とした無料版という位置付けになるのかな?

無料版なのでレンダリングとかできないし、書き出せる形式もSTL形式しかできないけど、3Dプリンターに出力したり、プロトラブズで切削加工するだけならこれで十分。

業界内だと IGESとかSTEPでデータをやり取りするのが一般的だから、STLだけだと仕事じゃまともに使えなくて、それが出力できるようになるプラグインが10万円くらいするんだよね。

そういうところ(金儲けが)上手いなーって思うね。

ってな話はさて置き、CADとか敷居高いなーって思う人も、このソフトは直感的に使えるから凄く簡単に設計できると思うんで、興味のある人は使ってみては?

業界内、知る人ぞ知る樹脂・金属加工業のプロトラブズ

http://www.protolabs.co.jp

この会社、3DのCADデータをアップロードすると、即見積もり回答、そして超短納期で加工品が上がってくるという超便利な新時代の加工業者なのだ。

これまで、金属はアルミと真鍮しか加工できなかったんだけど、な、なんと、ステンレスや鉄まで加工できるように!

これは、マジでやばい。3Dプリンターなんかよりよっぽど衝撃がでかい。

あくまで試作用途だけど、革命的なのは何と言ってもそのスピード。

第三角法で紙の図面に起こして、加工業者にFAXで見積もり依頼かけて、回答に3、4日待って、注文したらそこからまた1週間かけて加工待ち…

みたいな時代じゃなくなりつつあるのかも。

このサイト、個人でも注文できるから興味のある人は試してみては?

え?どうやって3Dデータを作るかって?

ふふふ、実は無料で使える面白いCADが…それはまた紹介します。

ペルチェ素子っつうもんがあるってのは昔から知ってたんだけど、これを使ってなんか面白いもの作れないかなーって色々と検索してたら、かつて「ろうそくラジオ」っていうものが市販されていたことが分かった。

ろうそくの火が当たる部分がペルチェ素子になっていて、その熱によるゼーベック効果で発電し、ラジオを作動させるというもの。今はとっくに生産中止になってしまったらしいんだけど、防災グッズとしてはアリかも。

市販のランタンにペルチェ素子とラジオくっつけたら簡単に作れるんじゃないかね?(安易な考え)

そんで、デザインはスチームパンクっぽい方が面白いかも。

プリンターヘッドが自走するプリンターがあったら便利だろうなー
と思って、こんなイメージ図を描いてみた。

image


調べてみたら、もう作ってる人がいたよ
http://japanese.engadget.com/2014/04/10/zuta/

アイデアと技術があれば、クラウドファンディングでお金集めて製品化できちゃう、そんな時代。

でも、思ったんだけどクラウドファンディングで製品化したものが特許侵害していた場合ってどうなるんだろ?

もしかしたら、そういうのを調べるサイトとかも出てきたりするのかも。webの世界は法律が全然追いついてないよね、と改めて思った次第。

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